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【イラストレーターの便利な機能】いろいろな選択機能について

Illustratorのいろいろな選択機能についてご紹介します。

Illustratorにはオブジェクトを効率よく選択出来るように、いろいろな選択機能があります。よく使う項目はショートカットを覚えると、さらに便利です。

 

イラストレーターの基礎知識

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ツールによる選択

ツールパレットの中には、選択に関係するものが5つあります。

 

① 選択ツール

対象物を全体的に選択する時に使います。マウスのポインタは黒い矢印になります。対象物をクリックまたはドラッグして選択します。Shiftキーを押しながら一つずつクリックすると、複数選ぶことが出来ます。選択したオブジェクトのアンカーポイントは青色(レイヤーの色)になります。

対象物が重なっている時は、Commandキー(Mac)またはCtrlキー(Windows)を押しながらクリックし、マウスのポインタが白い矢印の右横に小さい<の記号がついた状態になると、背面にあるものを順番に選ぶことが出来ます。選択を解除する時は、なにもない場所をクリックします。

 

② ダイレクト選択ツール

対象物のアンカーポイントや輪郭を部分的に選択したい時に使います。また、他のオブジェクトとグループ化されているオブジェクトを個別に選択することも出来ます。マウスのポインタは白い矢印になります。オブジェクトのアンカーポイントは、選択されたものは青色(レイヤーの色)、それ以外は白色になります。

対象物の中の方をクリックまたは全体をドラッグすると、アンカーポイントは青色となり、選択ツールと同じように対象物全体が選択出来ます。

 

③ グループ選択ツール

「ダイレクト選択ツール」の右下の黒い三角をクリックすると、「グループ選択ツール」に切り替えることが出来ます。

グループ選択ツール

 

マウスのポインタは白い矢印の右下に小さい+の記号がついた形になります。「グループ選択ツール」では、対象物をワンクリックすると対象物が、ダブルクリックすると対象物とグループ化されているオブジェクト全体が選択出来ます。グループ化されているものが複数集まって、さらにグループ化されている場合、全体のグループ化を解除することなく目的の1グループを選択することが出来ます。

 

④ 自動選択ツール

対象物をクリックすると、カラー等が同じオブジェクトを一括選択出来ます。

自動選択ツール

 

ツールパレットの「自動選択ツール」をダブルクリックすると、「自動選択パネル」が表示されますので、どの部分が同じものを選択したいか決めることが出来ます。

自動選択パネルが、デフォルトで「カラー(塗り)」しか出ていない場合は、右上の黒い三角をクリックしてオプションから下部を表示させます。右側の「許容値」とは、どの程度一致すれば選択するかを決める項目です。「0」にすると全く同じ設定ということになります。少し違うだけで似たようなものをまとめて選択したい場合は、必要に応じて数値を入れます。

※文字の場合は、不透明度と描画モードが一致する以外は選択出来ません。

 

⑤ なげなわツール

ドラッグした自由曲線の範囲で選択出来ます。

なげなわツール

範囲内に対象物の全体が入っていない時は、範囲内に入っている部分だけが選択出来ます。

 

他ツールを使用中に選択ツールへ切り替える方法

ペンツールなどを使っている時にCommandキー(Mac)またはCtrlキー(Windows)を押すと、マウスのポインタが黒い矢印や白い矢印に変わり、選択ツールまたはダイレクト選択ツールになります。どちらになるかは、直前に使っていた選択ツールによります。

Commandキー(Mac)またはCtrlキー(Windows)を離すと、元のツールに戻ります。

 

メニューからの選択

メニュー→「選択」の中には、自動で選択出来るいろいろな機能があります。ただし、ロックしているものや隠しているものは選択出来ません。

メニューからの選択

すべてを選択
アートボードにかかわらず、すべてのオブジェクトを選択します。

作業アートボードのすべてを選択
現在のアートボードにある、すべてのオブジェクトを選択します。

選択を解除
選択を解除します。他のオブジェクトがない場所をクリックしにくい時に便利です。

再選択
選択メニューの「共通」または「オブジェクト」をくり返す時に使用します。「共通」の場合は、直前に選択したものと共通のものになります。

選択範囲を反転
現在選択しているオブジェクト以外をすべて選択します。

前面のオブジェクト・背面のオブジェクト
現在選択しているオブジェクトの前面及び背面のものを選択します。この場合の前面・背面のものとは、見た目に重なっているもののことではなく、レイヤーパレットでオブジェクトを表示した時の上下になっているものを指します。

共通
現在選択しているオブジェクトと共通の設定のものをすべて選択します。ツールパレットの「自動選択ツール」で許容値が「0」の状態と同じです。

以下の設定のものを選択出来ます。
・アピアランス
・アピアランス属性
・描画モード
・塗りと線
・カラー(塗り)
・不透明度
・カラー(線)
・線幅
・グラフィックスタイル
・シンボルインスタンス
・ 一連のリンクブロック

 

オブジェクト
以下のオブジェクトをすべて選択します。
・同一レイヤー上のすべて
・方向線のハンドル
・ピクセルグリッドに未整合
・絵筆ブラシストローク
・ブラシストローク
・クリッピングマスク
・余分なポイント
・テキストオブジェクト
・Flash動的テキスト
・Flashテキスト入力

選択範囲を保存
対象物が選択されている状態を、保存出来ます。保存すると選択メニューの下部に名前が出て来るので、選ぶことが出来ます。対象物の位置や設定が変更になっても選択出来ます。

選択範囲を編集
「選択範囲の保存」で保存したものの名前の変更や削除が出来ます。

 

イラストレーターの使い方講座

イラストレーターの基本操作から応用まで、実際の画面をもとに機能説明、操作方法を解説しています。

No.記事タイトル
1ペンツールで直線を描く
2ペンツールで曲線を描く
3図形を描く(基本ツール)
4ドローイングツールの使い方
5カラーについて
6グラデーションについて
7テキストツールについて
8ブレンドツールの使い方
9変形ツールの使い方
10パスファインダーの使い方
11整列パネルの使い方
12スポイトツールの使い方
13シンボル機能の使い方
14Illustratorの効果について
15画像の配置(挿入)について
16線(罫線)について
17クリッピングマスクについて
18段落パネルについて
19スレッドテキストについて
20テキストの回り込みについて
21レイヤーについて
22いろいろな選択機能について
23スウォッチについて
24タブについて
25アクションについて
26アピアランスとグラフィックスタイルについて
27エンベロープについて
28グラフについて
29変形パネルについて
30文字スタイルと段落スタイルについて
31合成フォントについて
32ライブペイントについて
33「オブジェクトを再配色」について
34パスのいろいろな編集機能について
35遠近グリッドについて
36ライブトレース(画像トレース)について

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