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【イラストレーターの便利な機能】Illustratorの効果について

 

イラストレーターの基礎知識

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効果とは

Illustratorには作成したオブジェクトに様々な加工をすることができる「効果」が準備されています。メニューバーの「効果」には、大きく分けて2つの効果の分類があります。

「Illustrator効果」は、ベクトル効果とも言われ、オブジェクトをベクトルデータとして加工するので画質が劣化することはありません。

「Photoshop効果」は、写真と同じようにピクセル画像に変換してから加工するので、拡大すると画質が落ちてしまいます。

メニューバーの「効果」

 

「3D」効果

「押し出し・ベベル」「回転体」「回転」があり、オブジェクトに対して立体的な効果をつけることができます。

「押し出し・ベベル」「回転体」「回転」とも別画面が表示される

 

「押し出し・ベベル」「回転体」「回転」とも別画面が表示され、水平・垂直・奥行の数値を変更して設定します。見本となる立方体が表示されますので、それを見ながらドラッグして設定することもできます。

見本となる立方体が表示される

 

それぞれの3D効果を設定するとこのようになります。

3D効果を設定した画像

 

「SVGフィルター」効果

オブジェクトに様々な色を塗ったような効果を設定することができます。ベクトルデータのまま効果をつける事になりますので、画像が劣化しません。

「SVGフィルター」を選択

色を塗ったような効果設定が可能

 

「スタイライズ」効果

選択したオブジェクトの境界線に対して効果をつけることができます。影をつけるための「ドロップシャドウ」や、オブジェクトの形を変更する「角を丸くする」などは、よく使用されます。

「スタイライズ」を選択

オブジェクトの境界線に対して効果をつけることが可能

 

「トリムマーク」効果

「トンボ」と呼ばれる印刷データを作成するときに用いられる効果になります。印刷物を入稿する際には、印刷物の仕上がりより3mm程度大きい位置が分かるようトンボを設定します。

「トリムマーク」を選択

トンボを設定

 

「パス」効果

「オブジェクトのアウトライン」「パスのアウトライン」「パスのオフセット」が準備されています。

メニュー「オブジェクト」の中にもパスのアウトラインやオフセットがありますが、適用後の変更ができません。効果のアウトラインやオフセットは適用後に変更できるという違いがあります。

効果の「オブジェクトのアウトライン」「パスのアウトライン」「パスのオフセット」は、実際にアウトライン化した場合などに、どのように表示されるかが分かる効果と言えます。

「パス」を選択

どのように表示されるかが分かる効果

 

「パスの変形」効果

「ジグザグ」「パスの自由変形」「パンク・膨張」「ラフ」「ランダム・ひねり」「変形」「旋回」が準備されています。

オブジェクトの線の部分を変形する効果になります。

「パスの変形」を選択

オブジェクトの線の部分を変形する効果

 

「パスファインダー」効果

複数のオブジェクトを重ねた状態で使用する事で、変形を行う効果になります。

「パスファインダー」を選択

変形を行う効果

 

「ラスタライズ」効果

ベクトルデータであるオブジェクトをビットマップ画像に変換します。

「ラスタライズ」を選択

ビットマップ画像に変換

 

「ワープ」効果

オブジェクトの形をいろいろな形に変形してくれる機能です。

「ワープ」を選択

いろいろな形に変形してくれる機能

 

「形状に変換」効果

オブジェクトの形を「長方形」「角丸長方形」「楕円形」に変形してくれる機能です。

見た目は変わりますが、オブジェクト自体の形はそのままの状態が保持されます。

「形状に変換」を選択

見た目は変わるがオブジェクト自体の形はそのまま

 

オブジェクトを組み合わせたり、地震で描画するだけでは限界がありますが、効果をうまく活用することでオブジェクトの形などの変形が無限に広がります。効果で見た目が変更されますが、オブジェクト自体の形はそのまま維持されますので、後から編集が可能であるいい一面と、印刷データとして入稿したり、他のパソコンへデータを写した場合など、注意が必要な一面があります。

 

イラストレーターの使い方講座

イラストレーターの基本操作から応用まで、実際の画面をもとに機能説明、操作方法を解説しています。

No.記事タイトル
1ペンツールで直線を描く
2ペンツールで曲線を描く
3図形を描く(基本ツール)
4ドローイングツールの使い方
5カラーについて
6グラデーションについて
7テキストツールについて
8ブレンドツールの使い方
9変形ツールの使い方
10パスファインダーの使い方
11整列パネルの使い方
12スポイトツールの使い方
13シンボル機能の使い方
14Illustratorの効果について
15画像の配置(挿入)について
16線(罫線)について
17クリッピングマスクについて
18段落パネルについて
19スレッドテキストについて
20テキストの回り込みについて
21レイヤーについて
22いろいろな選択機能について
23スウォッチについて
24タブについて
25アクションについて
26アピアランスとグラフィックスタイルについて
27エンベロープについて
28グラフについて
29変形パネルについて
30文字スタイルと段落スタイルについて
31合成フォントについて
32ライブペイントについて
33「オブジェクトを再配色」について
34パスのいろいろな編集機能について
35遠近グリッドについて
36ライブトレース(画像トレース)について

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