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【イラストレーターの便利な機能】シンボル機能の使い方

 

イラストレーターの基礎知識

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シンボルとは

Illustratorで作成したオブジェクトなどをシンボルとして登録することで効率よく配置したり、まとめてデザインの変更ができます。

デザイン制作をする上でで効率よく作業するために使用すると便利な機能と言えます。

シンボルの登録

 

シンボルとして登録すると、登録したオブジェクトの状態を「マスターシンボル」として保存してくれます。

オブジェクトをコピーした場合と異なるのは、シンボルの状態は「マスターシンボル」として保存されていて、後から「マスターシンボル」の編集を行うことで、すべてのシンボルの状態が自動的に変更されるという点です。

コピーアンドペーストで複製したオブジェクトの場合、一括で設定を変更することは単一のオブジェクトなら可能ですが、複数のオブジェクトを組み合わせて作成している場合はそれぞれのオブジェクトで設定を変更する必要があります。シンボルとして登録することでその手間を省くことができます。

シンボルの登録

自身で制作したオブジェクトをシンボルとして登録するために、まずは何かオブジェクトを作成します。

オブジェクトを作成

 

作成したオブジェクトを選択し、シンボルパネルへドラッグします。

シンボルパネルへドラッグ

 

もしくは、シンボルパネルの「新規シンボル」ボタンのクリックするか、シンボルパネルメニューの「新規シンボル」を選択してもシンボルの登録が可能です。

シンボルの登録が可能

 

シンボルの登録を行うと、「シンボルオプション」画面が表示されますので、シンボルの名前などを入力します。

シンボルの種類は「ダイナミックシンボル」と「スタティックシンボル」が選択できます。この2種類のシンボルの一番の違いは、ダイナミックシンボルはインスタンス側でパーツごとのアピアランスを変更できる点ということになります。

ダイナミックシンボルは2015年に新たに追加された機能で、それまでのシンボルはスタティックシンボルということになります。通常はスタティックシンボルを選択すればいいと思います。

シンボルの名前などを入力

 

これで作成したオブジェクトをシンボルとして登録することができました。

オブジェクトをシンボルとして登録

 

シンボルの配置

登録したシンボルをアートボード上に配置する場合は、シンボルパネルから配置したいシンボルを任意の場所へドラッグするか、シンボルパネルメニューの「シンボルインスタンスを配置」を選択します。

オブジェクトのコピーと比べて、データの軽量化などのメリットがあります。

シンボルパネルメニューの「シンボルインスタンスを配置」を選択

 

シンボルの編集

登録したシンボルを後から編集することができます。

編集したいシンボルをダブルクリックするか、シンボルパネルメニューから「シンボルの編集」を選択すると、シンボル編集モードになります。

編集したいシンボルをダブルクリック

 

編集したいシンボルの色を変更したり編集を行います。編集が終わったら、左上の矢印ボタンをクリックするとシンボルの編集が終了し、配置しているすべてのシンボルの設定が変更されます。

左上の矢印ボタンをクリックするとシンボルの編集が終了

色変更が完成

 

シンボルの置換

選択したシンボルを別なシンボルへ一括で置換することができます。

変更したいシンボルを選択し、シンボルパネルから別なシンボルを選択してからシンボルパネルメニューから「シンボルの置換」を選択します。

シンボルパネルメニューから「シンボルの置換」を選択

 

一括してシンボルの変更が可能になります。

一括してシンボルの変更が可能

 

自身で作成した同じ形のオブジェクトを、アートボード内でいくつも使用する場合は、コピーアンドペーストでコピーするよりシンボルとして登録することで効率よくデザインできると思います。

 

イラストレーターの使い方講座

イラストレーターの基本操作から応用まで、実際の画面をもとに機能説明、操作方法を解説しています。

No.記事タイトル
1ペンツールで直線を描く
2ペンツールで曲線を描く
3図形を描く(基本ツール)
4ドローイングツールの使い方
5カラーについて
6グラデーションについて
7テキストツールについて
8ブレンドツールの使い方
9変形ツールの使い方
10パスファインダーの使い方
11整列パネルの使い方
12スポイトツールの使い方
13シンボル機能の使い方
14Illustratorの効果について
15画像の配置(挿入)について
16線(罫線)について
17クリッピングマスクについて
18段落パネルについて
19スレッドテキストについて
20テキストの回り込みについて
21レイヤーについて
22いろいろな選択機能について
23スウォッチについて
24タブについて
25アクションについて
26アピアランスとグラフィックスタイルについて
27エンベロープについて
28グラフについて
29変形パネルについて
30文字スタイルと段落スタイルについて
31合成フォントについて
32ライブペイントについて
33「オブジェクトを再配色」について
34パスのいろいろな編集機能について
35遠近グリッドについて
36ライブトレース(画像トレース)について

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